ウェアラブルデバイスが変えるHRの未来
fitbit Charge HRが届きましたー!嬉しすぎる!
UP by Jawbone→fitbit flex→Withingsに続いてウェアラブル活動量計デバイスは4台目。
1〜3台目はいずれも壊れてしまい、ここ最近は活動量計を着けていなかったのですが、28歳になって「アラサー」から「サー」への階段を上っていく中で、健康への意識が徐々に増して来たというわけです。
1〜3台目までは「心拍数」を測れなかったのですが、こちらのfitbit Charge HRは心拍数まで測定できちゃうのです。ということで発売当初からずっと狙っていたのです。
fitbit ChargeHRで出来ること
fitbit ChargeHRが他と違うのは「心拍数がリアルタイムで計測できる」点でしょう。
fitbit ChargeHRのレビューについてはこちらによくまとまってます。
心拍数が計測できることによって「自分がしている運動でどれぐらいの負荷がかかっているのか、まだまだ負荷をかけるべきなのか、どれぐらい自分が疲れているのか」をリアルタイムでモニタリングすることが可能になります。
これだけで非常に便利ですよね。
体重や体脂肪率を測ることでダイエットが可能になるように、ウェアラブルデバイスによって活動量を可視化することによって運動習慣のPDCAサイクルを回せるようになります。
また睡眠時間を自動的にトラッキングしてくれるのはありがたいですよね。睡眠時間が少ないと「もっと寝ましょう」的なレコメンドが来るので「なんとなく寝てない気がする」ではなくちゃんと睡眠時間を管理・コントロールできるようになります。
今日はまだDay1ですが、今後が楽しみです。
ウェアラブルデバイス×HRの未来
僕自身の健康管理よりも個人的に興味関心が強いのは、『従業員の健康状態の可視化による健康経営の実現』です。
ウェアラブルデバイスとHRの未来について僕が考えるきっかけになったのが日立の矢野先生による『データの見えざる手』でした。
一昨年のベストセラーにもなったので、HR関係のお仕事をされている方は読まれた方も多いと思いますが、端的に言えば「ウェアラブルデバイスによって、個人や組織の健康状態を可視化・ビッグデータ化してマネジメントに活用しよう」というものでした。
以来、個人的にずっと興味関心を持っていたのがウェアラブルデバイス×HRの分野なのですが、これまでのウェアラブルデバイスには問題点がありました。
それは心拍数(Heart Rate)は身体の関係性については可視化できるが、精神状態については可視化できない、ということです。
つまり、心拍数が上がっているという事実は計測できるが、激しい運動によって心拍数が上がったのか、激しい緊張状態によって心拍数が上がっているのかは分からない、ということです。
スポーツ選手ならいざ知らず、ビジネスパーソンの健康状態を可視化する上でこれでは不十分です。
そんな中、最近知ったのが「脈波」という概念です。
脈波が心拍数や脈拍と異なるのは、肝心の精神状態も計測できる点です。
脈波センサーより計測された脈波データからは、【脈拍数】や脈拍変動解析より得られる【自律神経の活性度】の算出、また波形解析を行うことにより加速度脈波と呼ばれる解析方法がある。
脈波の解析項目から得られる生体情報から、その人の体の状態や変化を確認することができ、その人の運動能力や緊張状態の把握、自律神経に属する交感神経及び副交感神経の活性度を推察することが可能になり、様々な健康分野への応用と日々のセルフヘルスケアへの活用が期待される。(引用元:ローム公式HP)
現在市販されているものは僕が知る限りないですが、既にいくつかのメーカーで実証実験はスタートしていて、何人かの方に見せて頂きました。
これで個人の活動量(歩数・移動距離など)と精神状態を可視化できるようになれば、スケジューラやメールの内容解析などその他のビッグデータと組み合わせて「どんな時にハピネスを感じ、どんな時に落ち込みやすいのか?」がみえるようになり、組織マネジメントや個人マネジメントに活かせるようになります。
もっとも、そうした「真の健康経営」や「従業員エンゲージメントの向上」といったテーマに意欲を持った経営者はまだまだ多くないでしょうが、ウェアラブルデバイスが切り拓く新しい組織マネジメントの未来があると思っているので、この分野については継続して学び続けたいと思ってます。
ということで、ウェアラブルデバイスのメーカーさんとかでこうした領域に興味関心のある方はぜひご連絡下さいね!
Now or Never
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