これは儲かるわ…もうやんカレーのビジネスモデルがスゴい。
先日、会社の同僚と初めて行ってきたんですよ。もうやんカレー。
今さらかい!と言われてしまいそうですが、非常に面白いオペレーションだったので非常に参考になりました。
もうやんカレーとは?
もうやんカレーをご存じない方のためにお伝えすると、もうやんカレーとは「1997年に創業した東京を中心に展開しているカレー店」。
- 2週間煮込むこだわりのカレールー
- 通常の三倍の野菜で健康に配慮されていること
- 1000〜1100円でカレー食べ放題
であることから人気を集めている名店で、関西上陸のニュースがちょっとした話題になりました。
ちなみに、「なぜもうやんカレーなの?『もうやん』なるくらいカレーが食べれるお店だから?」と聞いたら、「創業者のあだ名が『もうやん』だったから」だそうです。普通かよ!
最強のコストパフォーマンス!
お店は今はやりの「セルフオペレーション」スタイル。
入り口でお金だけ払ってお皿をもらったら、後はご飯をよそって、ルーをかけて、お好みで野菜やら惣菜やらをのっけて、お茶orコーヒーを自分でついでお席へ。(ドリンクバーをつける場合は+200円)
おかわりしたくなったらまた列に並んで…の無限ループです。
「体に良いカレー」と健康志向にしっかり訴求してくるあたりがニクいです。写真には撮ってませんが、ライスにもこだわっていました。
カレーはビーフカレーとポークカレーの2種類。右奥にあるのが「20辛ソース」。チキって手を出せませんでした。笑
カウンター席には懐かしくて思わず手に取ってしまう漫画のラインナップがずらり。
食後の一息をつきながらマンガをパラパラ読んでる方がちらほらいたものの、ガッツリ読んで長居する、みたいな方はいませんでした。そりゃそうですよね。サラリーマン中心ですもんね。
「食べ放題」とは言うものの、結局僕は一杯食べてお腹いっぱい。周りのお客さんも観察してましたが、おかわりしている人は全体の2〜3割。ほとんどが一杯食べて退席していたので、一人当たり平均1.3杯くらい。
それで1100円ですからね。
しかもセルフオペレーションなのでピーク時でもホールスタッフは2名程度。会計担当と食器片付け・清掃担当のみ。
さらに食材はカレー+野菜+惣菜を少々なので、配膳スペースも一列で済むし動線もスムーズ。料理も一度にたくさん作って作り置いておけばOKでキッチンスタッフも1〜2名で十分。
な、なんてコストパフォーマンスが高いお店なんだ!!(店側から見て)
と感動せざるを得ませんでした。
進むセルフサービス改革
2016年4月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査が発表されていましたが、三大都市圏でのフード系アルバイトの時給の上昇が止まりません。
人件費がガンガン上がっていく中「いかに人件費を押さえて=人を抱えずにオペレーションを成立させるか?」が飲食店経営の最重要マターとなりつつある中、健康志向トレンドを押さえつつ、カレー一点突破×食べ放題×セルフサービスという組み合わせで繁盛しているもうやんカレーは見事だなぁと。
非常に参考になりました。飲食店含めリアル店舗はいつかは経営してみたいものです。
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